こんにちは、いじこです。
今回は、長期で資産形成をするにあたり、どのような投資信託を選べば良いのか基準を何点か挙げてみます。
現在、投資信託の総数は約5900本(2021年1月末現在)もあるんです。この中から自分のスタイルに合ったものを選ぶのって大変ですよね!
以前、過去記事で『投資信託はここで買ってはいけない』に書きましたが、窓口に行って購入するのは御法度です。自分で調べてネット証券等で買うことになります。
それでは、抑えるべきところを書いていきます。
①信託期間が無期限のもの
長期投資は、5年や10年で終わるものではない。
②分配金を再投資するもの
複利で増えていく恩恵を受けるため。
③購入時手数料が無料(ノーロード型)、運用管理費用率が低いもの
手数料は安いに越したことはない。
④純資産残高30億円以上(運用資金が増え続けているものの中で)
運用資金が減り続けているようなものは避ける。
⑤自動積立が出来るもの
毎月、自分が忘れていても、相場に振り回されず淡々と積み立てでき確実。
⑥テーマ型は避ける
流行り廃りがある。
⑦地域限定や特定の企業グループのもの
分散投資にならない。
※最低限、積立NISAの対象商品から選びましょう!(一定条件で絞り込まれているため)
以上を押さえておけば大外れを引く確率は大幅に下がります。
証券会社などのサイトで商品を検索する際、上記をチェックし検索を掛けると驚くかも知れません。ほとんどが引っ掛からないかと…。『えっ、これだけ』って(笑)
⬇︎モーニングスターのサイトで検索してみるといいかも知れません。
その上で、世界中の色々な資産に分散投資しているものを選ぶことです。国だけでなく産業もですし、株だけなのか債券も入っているか等々。
投資信託って便利なんですよ!これを個別株でやろうと思ったら、手間も資金もかなり掛かりますからね。全部入りの投資信託を選ぶだけで世界中に分散投資が出来てしまうんですから。しかも、積み立てで買えば時間分散も勝手に出来てしまう。
なので、買う投資信託は、全部入り1本で良いと思います。複数本を購入するとリバランスの手間が掛かる。(リバランスについては、また改めて記事にします)
私の感覚では、『地球を買う』です。先進国の人達だけが良い生活をしたいって思っているわけではないんですよね。新興国の方達だって同じように良い生活を送りたいって思っているはずなんです。
だから、みんながそう思っていれば自ずと世界は発展を続けて行くと思うんです。そして、各国各産業が成長したら、しっかりとその成長の果実を受け取れるように地球全体に投資をするのがいいと思うんですよね。
これから、資産形成に投資信託を選んだ方達が納得いく商品に出会えますように。